2017年06月28日
MOSS変態幕洗濯物語

MOSSというテントがある。
正確にはテントメーカーだったとえばよいのだろうか。
そのあたりは,詳しい方マニアな方がたくさんいらっしゃるので,自分のようなニワカがあまり語るのは憚られる。
すでに,テントを作る会社としては存続しておらず,最後はMSRに吸収される形で終わりを迎えたらしい。
カタログがあるわけでもなく,HPがあるわけでもないが,今もなお根強い人気を誇っている(たぶん)。
きっと一部のマニアな方だと思うが。
当然現存しているテントは,幕の劣化シームテープの剥がれ,MOSS臭など様々な問題が付きまとう。
それでも高額なお金を払って,オークションでGETWILDしようと思っている人は少なくない。
当然気づいたら自分も,写真でしか見たことないMOSSテントの形,色,曲線美にハマり,気づいたら
「いつかMOSS欲しいなー」
と思うようになりましたとさ。
Bill Mossは
「テントは人が入ることのできる彫刻である」
という言葉を残したとか。
そんなこんなで,中国産のスーパードムをGETWILDしたのをきっかけに,ネットでMOSS情報を漁ること1年。
調べれば調べるほど知らないテントが出てくる出てくる。
正確にはBillMossがデザインしていないものも多数だとは思うが,そのDNAを感じ取ることができる。
そんな中,自分のもとにきたMOSSテントの中でも変態テント。

MOSS Trillium(トリリウム)。
人数は6人くらいだろうか。
3か所の出入り口をもち,MOSSのテントの中でも奇抜なデザイン。
その奇抜さからあまり人気がないという噂も・・・・・。

由来は花からきているとかきていないとか・・・。
実際真上からみるとこんなデザインです。

ちなみにカムデン製。
このあとシアトル,中国と生産場所を移していくため,割と古い方かと。

今まで張ったことがない形のため,最初は試行錯誤でふるーい写真を拡大しながらあーでもないこーでもないと。
確かにこの形は使いずらいかも。
ちょっと前にドッペルさんで,なんちゃらXとかいうテントがあったが,それを彷彿させる。
そんなトリリウムが,全オーナーがふりかけたであろう香水のため臭すぎて臭すぎて洗濯しましたよと。
この日は牛にて洗濯後の乾燥のための設営。
次回POLONさん塗りましたよ報告を。
Posted by spl at 17:35│Comments(0)
│テント